ここでいう「トマトジュース」とは飲料そのもののことではなく、なんJで用いられる表現としての「トマトジュース」である。
トマトジュースの元ネタ・意味
なんJにおける「トマトジュース」は「ダブルプレー」「併殺」を意味する。併殺が行われた際や併殺を期待する際などに「トマトジュース」あるいは「トマト」「カゴメ」に関連した書き込みが見られる。
この表現の元ネタとなっているのは2014年5月4日にナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合。この日の試合ではジャイアンツが1-3で中日に敗れたわけだが、巨人の攻撃で5つもの併殺があった。そしてこの試合ではダブルプレーが完成するたびに守備側のチームにカゴメからトマトジュースが贈られていた。これが場内アナウンスで流れており、度重なる併殺に「また中日にトマトジュースが…」と話題になったというわけである。
プロ野球の試合ではホームランであったり三振であったりといったプレーごとにスポンサーからの賞が設定されており、そのたびにどこの企業から何が贈られたのかがアナウンスされる。この日のナゴヤドームでは巨人の5度の併殺によって「ドラゴンズにはダブルプレー賞としまして、カゴメ株式会社からカゴメトマトジュースが贈られます」 というアナウンスが5回も流れたということになる。
この1試合5併殺というのはジャイアンツの球団としては19年ぶりという不名誉な記録であった。ちなみに19年前も中日戦(ナゴヤ球場)。
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