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どこでもドア

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どこでもドアはご存知の通り、藤子・F・不二雄のマンガ『ドラえもん』に登場するひみつ道具のひとつ。
ピンク色のドアの向こうは世界のどこにでもつながっている。

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どこでもドアの元ネタ・アイディア元

どこでもドアはイギリスの作家ジョン・バッカンの童話『魔法のつえ』がアイディアの元になっている。『魔法の杖』は主人公のビルが魔法使いから世界中のどこにでも一瞬で飛んでいける魔法の杖をもらい、幽閉されているとある国の王子を救うため活躍するという物語。
どこでもドアがアイディア元になっているという話は、NHKの番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』内で藤子不二雄Aによって明かされた。

2013年10月21日に放送された『プロフェッショナル 仕事の流儀 漫画家・藤子・F・不二雄』内で、藤子不二雄Aは以下のように語っている。

藤子不二雄A(安孫子素雄):
イギリスの作家でジョン・バッカンという人の書いた『魔法のつえ』というね
これは少年が魔法使いのおじさんにステッキをもらうんですよ
そのステッキをまわすとね、自分が思いもかけないところへ飛んでいくという
それから何十年後にドラえもんで「どこでもドア」というのは
確かに『魔法のつえ』のそのイメージを憶えていて
それを使ったと言ってましたけど

魔法のつえ

どこでもドアだけでなく藤子・F・不二雄、藤子不二雄Aの両氏はジョン・バッカンに多大な影響を受けおり、両氏が子供の頃に夢中になって読んだという『魔法のつえ』は藤子マンガのルーツになっている。ドラえもん、オバケのQ太郎など日常に突然非日常の存在が現れるという設定は、突然別の国から少年がやってくるという『魔法のつえ』の設定を元にしていると藤子不二雄Aはとあるインタビューで語っている。

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